この記事を読んで欲しい人 | DIY | リノベ | 初心者
この記事は
- 簡単な内装であれば自分でやってみたい
- クロス、クッションフロアくらいであれば自分でやりたい
- DIY、リノベは初心者です…
上記の方に向けて書いています。
もくじ | DIY | リノベ | 初心者

初心者向けにまとめました。本来は床も壁も一度剥がして、下地も処理して行いますが、まずは試しにやってみて、コツを掴んだら剥離してやってみるのもいいと思います!
賃貸の場合は、退去時の原状回復の対象になるかどうかを確認しておきましょう。
剥がせるデザインクロスなどもありますが、今回は原状回復できない内容となっています。
クロス貼替え | DIY | リノベ | 初心者
ますはクロス張り替えについてまとめていきます。

クロスを張り替えるだけでイメージがガラッと変わります!
初めに用意する工具類 | DIY | 初心者 | クロス
最低限必要なものについて順にまとめていきます。
クロスを貼るときに、空気を抜きながら貼っていきます。かなり大事!
継ぎ目部分を押さえるときに使用します。
必需品です!カッターをあてながらまっすぐ切ったり、クロスの角の方の空気抜きなどに使用します。
カッターは侮ってはいけません。貼った後のコーナー部分、継ぎ目を綺麗に整えるためには必須です。100円均一などでは失敗の元です。
切れ味が落ちると失敗の元です。替え刃も多めに用意して、常に切れ味抜群に。
あとは、
- ハサミ
- 雑巾(あればスポンジ)
- メジャー
- ドライバー
- シート(床を汚さないため)
- 鉛筆
- 糸と5円玉(50円玉でも。垂直を取るため)
があればなんとかなります。

今回は超初心者の方が初めて行う場合を想定しています。
最低限の道具でまずは試しにやってみよう!という内容です。道具は凝り出したらキリがないので必要に応じて買い足して行けばいいと思います。
クロスの選び方 | DIY | リノベ | 初心者
クロスの柄を決める時、
- 可愛いのがいい!
- せっかく張り替えるなら人と違うのがいい!
- 柄もの、ストライプがいい!
さまざまな意見が出てくると思います。
ただ、初心者に優しい柄の選び方もあります。
- 少し柄が入っていた方が、貼った後の多少の浮きは目立たない
- 大きな柄だと、継ぎ目の処理が難しい
- 可能であれば、上下左右どの向きでも使える方が無駄がない
など、あまり派手な柄は難易度が高いので、慣れないうちは無難なものから選ぶすることをお勧めします。
また、少し裏技ですが、
- 貼ったらすぐぶつけてしまい破れた!
- 継ぎ目がうまくいかなかった!
- 端がどうしても浮いてしまう。
上記の場合、ジョイントコークで補修するだけでびっくりするほど目立たなくなります。
ジョイントコークが対応している色のうち、うまく馴染むクロスの色を選ぶことで、多少の微調整をする事ができます。

アパートの管理会社にいた時、内装業者さんもジョイントコークをよく使っていました。めちゃくちゃ便利です。
ちなみに、作業時の効率を考えると「生のり付きクロス」が私は好きです。
壁紙を広げると、当初の想像以上に場所をとります。自分でのりを塗るのも一苦労ですし、塗りムラがあるとうまく接着しません。

初めからムラ無く塗られているものを選ぶと、手間が省けます!
作業前の準備 | DIY | リノベ | 初心者

作業に入る前に、準備する事があります。
- 作業場所の確保
- 扉など可能な限りはずす
- スイッチプレート、コンセントプレートなどを外す

早く剥がしたくなる気持ちはわかりますが、まずは事前準備を行います。準備をしっかりすると作業中の効率も上がります。
なお、スイッチプレートの外し方は以下のとおりです。慣れれば簡単です。
枠の隙間から外れます ドライバーを使用します この状態で作業開始です
感電に注意しましょう。なお、これ以上の作業をするには電気工事士の資格が必要です。
作業場所の確保 | DIY | リノベ | 初心者
まずは作業場所を確保します。張り替える部屋を片付けることはもちろんですが、クロスを一度広げて測ったり、採寸したりする別の部屋も合わせて片付けます。

張り替える部屋の天井高が2.1mだとして、その分のクロスを広げます。
測ったり、切ったりする作業も考えると、布団2枚分程度のスペースは必要です。
剥離・下地処理 | DIY | リノベ | 初心者
まずは既存のクロスを剥がしていきます。
カッターを入れて少し浮かせた後、ペリペリと剥がします。
つなぎ目を見つけ、カッターを入れます 綺麗に剥がれます 全体を剥がしていきます
カッターを入れる際に下地のボードまで傷つけないようにしましょう。
また、薄い裏紙が残りますが残った状態でOKです。

貼るのは大変ですが、剥がすのは一瞬です。
でも、剥がす作業は楽しいです!(ずっと剥がしていたいと思います。笑)

今あるものの上から貼れないの?

貼れないこともないですが・・・
クロスを剥がして新たに張り替える方がもちろん綺麗に仕上がります。ただし、
- 元のクロスが綺麗に残っている(汚れたり、剥がれてたりしていない)
- 楽してリノベしたい
このような場合は、今のクロスをそのまま残して上から貼ることも可能です。

汚れていたり、剥がれていると接着が甘くなりますので清掃、補修をした上で作業しましょう。
また、侮ってはいけないのが下地処理です。
クロスを剥がした後のボードの凹凸やクロスの剥がし残しなどはしっかりと綺麗にしてから作業しましょう。
どうしても凹凸や裏紙の段差ができた場合は、パテで平にしてから作業します。

下地は仕上がりに直結します。
また、下地処理をした場合もしっかり乾かしてから次の作業に移らないと、うまく仕上がりません。焦りは禁物です!

貼り付け作業 | DIY | リノベ | 初心者
いよいよクロスを貼っていきますが、具体的に以下の順序で貼っていきます。
- 糸と五円玉で垂直を取りつつ、基準線を引く
- 天井高を測る
- クロスを切って準備
- 撫でハケで空気を抜いて貼っていく

あとはひたすら上記の①から④を繰り返していきます。
注意すべき点は下記にまとめていきます。
基本的には右利きの人は右から左に向かって。左利きの人は左から右に向かって貼っていきましょう。
ただし、明るいところやよく目につくところに繋ぎ目が来ないように考えて貼っていくのも一つの手です。
天井を測った長さ+10センチ程度の余裕を持って切断しましょう。
重なる箇所は、3〜5センチ程度重なる程度で切断します。
地ベラで押さえながらカッターで切ります。
地ベラが動かないように、力加減は地べら8:カッター2くらいで。
3センチから5センチくらい重ねて貼ります。
重なった箇所に切り込みを入れます(地へらで押さえながら) 重なった箇所を剥がします 糊を拭き取り、馴染ませます
両手が塞がってしまうので写真は撮れませんでしたが、地ベラでしっかり押さえながら慎重に切っていきます。
クロスを上から貼り、写真の様に切り込みを入れます。

縁の分は、同様に地ベラで押さえながらカッターで綺麗に整えていきます。
作業時の注意点・コツ | DIY | リノベ | 初心者
全体の流れは以上ですが、作業をするときの注意点、コツをまとめていきます。

早く作業に入りたい気持ちになりますが、コツを理解しているのといないのとでは大きな差に!
結局やり帰るハメにならないため、再度確認しましょう。
やはり下地が大切 | 注意点・コツ | DIY | リノベ | 初心者
- 剥がした後に下地をパテ処理した場合
- 一度貼って、貼り直して生ノリが大量に残っている場合
上記の場合は、乾き切ったことを確認してから貼り付け作業を始めます。

生乾きのまま初めてしまうと、空気が入ったりムラの原因になります。
カッターの切れ味は常に抜群に | 注意点・コツ | DIY | リノベ | 初心者
重なった箇所の処理や、余った箇所が綺麗に切れているかで完成時の見栄えが決まります。
カッターはこまめに折って切れ味を維持しておくと、綺麗に仕上がります。

2箇所切るごとにカッターの刃を折る位でちょうどいいと思います。
生のりはこまめに拭き取る | 注意点・コツ | DIY | リノベ | 初心者
生のりは乾いてしまうと変色の原因となります。
雑巾は常に多めに用意しておき、作業の度に拭き取って綺麗に維持しましょう。

クロスの張り替え方は以上です。ここからは床のCF(=クッションフロア)の張り替えについてまとめていきます。
用意するもの | CF | DIY | リノベ | 初心者
基本的にはクロス張り替え時の工具をそのまま使う事ができますが、追加で揃えなければいけないものもあります。
クッションフロア用の接着剤です。ピールアップのリという専用のものを使用します。
専用のくし目のコテを使用すると、綺麗に伸ばす事ができます。
隅の部分のカットに便利です。押し当ててスライドすると簡単にカットする事ができます。
好みの柄を選びましょう!

あとはクロス張り替えの時の工具を使用します。やはりカッターは使用しますので、切れ味の良いものを用意しましょう。
初心者は重ね貼りでも | CF | DIY | リノベ | 初心者
よっぽど傷んでいたり、浮いていたりしなければ、既に貼られているCFの上から貼ってもいいと思います。初心者の方は巾木もそのままでも。

壁のクロスと異なり、剥がすのが一苦労です。
慣れてきたら、剥がしてやりかえればいいと思います。
貼り方 | CF | DIY | リノベ | 初心者
床のクッションフロアは壁よりも簡単です。
- 床に広げてみる
- 角をカットして寸法をあわせる
- 接着剤を塗る・乾かす
- 貼り付けて完成

基本的に上記の流れで簡単です。壁と一緒にやる場合は、汚れが付かないように壁の後に施工しますが、壁を無事に完了させた後だと余計に簡単に感じると思います。
床に広げます 角を合わせて切っていきます 隅の方はカッターを使用します

位置が決まったらいよいよ貼っていきます!
接着剤とクシべらで伸ばします 半透明になるまで放置します 隅を中心に、ローラーで圧着します
たまに質問を受ける事があるので下記にまとめておきます。
クシべらという、塗布面が波型になっているものを使うと綺麗に伸ばす事ができます。
必須ではありませんが、綺麗に仕上げる事ができます。
ピールアップのりの特徴は、「乾いた後も弾力があり、粘着性が残る」事です。
作業中に多少の貼り直しができる事です。対応している材質を確認して、専用のものを使用しましょう。
終わりに | DIY | リノベ | 初心者
初心者向けに、自宅の簡易的なリノベーション方法についてまとめました。
まずは洗面所、トイレなどから手をつけてみるといいと思います。
楽しくなってくると、自宅のいろいろなところを直してみたくなりますよ。

私の好きな大工の名言に「2回測って1度で切る」というものがあります。
しっかり準備すれは、案外できるものです。せっかくなので楽しんで取り組めたらいいですね!

自宅の簡単なDIYから、不動産投資をされている方の本格的なリノベーションまで、案外自分でできるものです。今回は、初歩的なものとして自宅の模様替えを想定してまとめていきます。