この記事を読んで欲しい人 | 持ち家 | メリット
この記事は、
- 賃貸か購入か、迷っている
- 購入することのメリットを知りたい
- ローンを組むことは不安!
上記の方に向けて書いています。
ネットでも雑誌でも購入VS賃貸の議論は尽きないですね。検索するといくらでも出てきます。
また、必要以上に情報があふれている現代です。情報に踊らされないようこの記事では客観的に購入のメリットのみをお伝えしています。
この記事の目次 | 持ち家 | メリット
一生に一度の大きな買い物です。準備が9割を占めると思います。しっかり準備しましょう!
間取り変更やリフォームが自由 | 持ち家 | メリット
持ち家は当たり前ですが自分の所有物です。リフォームなどはすべて自由に行うことができます。
賃貸でも可能は可能ですが、将来的に退去するときに原状回復する必要がありますので、費用などは心配になりますね。例えば、
- 壁紙の張り替え
- 作り付けの棚をつけてみる
- バリアフリーに改修
- 玄関やトイレの壁に鏡を設置
- 狭い2部屋の壁を解体して広い1部屋に
なんて大規模な工事も可能です。
持ち家であれば基本的に自分の思うがままにカスタマイズすることが可能です。
建築物の壁に関して
建物の重さを支えている耐力壁の場合は撤去できません。詳しくは専門の業者さんにご相談ください。
ご近所さんも長く付き合える | 持ち家 | メリット
家を買うときにご近所さんも気になるポイントだと思います。
せっかくいい関係を築くことができても、向こうが引っ越してしまうと残念ですよね。
賃貸と比較して、持ち家の方が長く住む傾向にありますので、仲良くなったご近所さんと比較的長く付き合っていけるケースが多いです。
余談ですが、程度物件金額が高いエリアであると、居住者(購入者)さんも良い方が多いです。将来のためにきちんと考えて購入している方も多い印象です。
(購入に限らず、賃貸でも入居者の質は家賃と比例します。※個人の見解です)
担保にすることができる | 持ち家 | メリット
建物も土地も自分の所有物なので、それらを担保に入れて融資を受けることができます。
銀行への担保としては、まだまだ土地・建物は有効です。あまり積極的に借金などすべきではありませんが、長い人生何があるかはわかりません。
自分の資産を築いて、将来のための選択肢を増やしておいて損はないと思います。
短期的には安いことが多い | 持ち家 | メリット
東京などの都心に住む場合、駅からの距離・間取りで比較すると、賃貸で借りるより買ってしまったほうが月々のローン返済、固定資産税を計算しても安いケースが多いです。
住みたい町、駅がある場合は一度調べてみてください。
「返済額・シュミレーション」などで検索をかけるといくつか出て来ます。
- 借り入れ 4,000万円
- 金利 0.75%
- 返済期間 30年
- 元利均等
上記条件にて試算した場合、月々の返済額は124,000円程度になります。
実際には金利の変動や、手数料など諸費用もありますので参考程度に留めてください。
税制優遇 | 持ち家 | メリット
賃貸と比べ、購入する方が経済全体への波及効果が大きいため、政府が様々な国策を行っています。大きくは次の2種類が有名ですね。
執筆時の情報です。これらを参考にして、詳細はご自身で調べてみてくださいね!
住宅ローン控除 | 持ち家 | メリット
正式名称は「住宅借入金等特別控除」という制度です。
令和3年12月までに居住を開始した場合、10年間控除されます。
政府も予算を毎年組むため、将来に渡って継続していくとは言えませんが、私が知る限り数年は継続しています。この制度を終了すると物件を購入する人が減り、経済への影響も大きいのでしばらく継続していくと考えています。
令和元年10月1日から令和2年12月31日までに居住の用に供していれば、一部条件付きで13年間控除を受けることができます。(消費税8%→10%増税のための措置)
国税庁ウェブサイト (https://www.nta.go.jp)
個人が住宅ローン等を利用して、マイホームの新築、取得又は増改築等(以下「取得等」といいます。)をし、令和3年12月31日までに自己の居住の用に供した場合で一定の要件を満たすときにおいて、その取得等に係る住宅ローン等の年末残高の合計額等を基として計算した金額を、居住の用に供した年分以後の各年分の所得税額から控除するものです。
- 新築または建築後使用されたことのない住宅を取得した場合
- 新築又は取得の日から6か月以内に居住の用に供し、適用を受ける各年の12月31日まで引き続いて住んでいること
- 特別控除を受ける年分の合計所得金額が、3,000万円以下であること
- 住宅の床面積が50平方メートル以上であり、居住用物件であること
- 10年以上の住宅ローンを組んでいること
住宅ローンの年末残高の1%を上限 × 10年間
その年に支払った所得税、住民税が還付されます。
4000万円の物件を購入したので1% 4000万×1% =40万円
40万円 × 10年間 = 400万円 というわけではありませんので注意。
収入に応じた納税額により、還付額が異なるので注意です。
団信で生命保険代わり | 物件持ち家 | メリット
物件を購入される方の大半は住宅ローンを組まれると思います。
一般的に住宅ローンには団体信用保険がついており、万が一亡くなった場合はそれ以降の支払いが免除されます。これが生命保険代わりになり残されたご家族に家を残すことができます。
また、選択されるローン会社や、付帯する特約によっては
- 重度の障害になった時
- がんと診断されたとき
これらの場合にも支払いが免除されるケースがあります。
特約で料金が少し割り増しになる場合が多いですが、保険代わりになりますので併せて検討する価値はありますね。
詳しくは各金融機関さんへお問い合わせください!
おまけ | 持ち家 | メリット
ここから2点は
「わざわざメリットとして挙げるほどでもないかな・・・」
と思いましたが、実際に聞いた話なのでさらっと読み流してください。
マイホームの精神的安定 | 持ち家 | メリット
少し古い価値観かもしれませんが、マイホームは自分の城。という考え方はまだまだ健在だと感じます。
購入することで仕事をますます頑張れたり、人生にメリハリが出ることはあると思います。
あとは、サラリーマンの場合は家を買ったということで少し社会的信用が増すこともあります。
中小のオーナー企業の場合は少しボーナスや昇給に色がついたケースを聞いたり聞かなかったりします。
作りが立派なものが多い | 持ち家 | メリット
超高級賃貸は別として、賃貸と比べると住宅内の設備が立派なものが多いです。
個人的には、
- ディスポーザー
- 食器洗浄機
- 浴室乾燥機
- 床暖房
この4点は欲しいと思います。
また、個人的にはマンションの場合は共用部にコインランドリーがあると便利だと思います。
余談ですが、クラブハウスなどが敷地内にあるケースがありますが、あまり稼働せずに修繕費のみかかるケースが多いのであまりお勧めしません。
スポーツジムやプール、コンシェルジュなどの華美な共用施設はランニングコストがかかりますので微妙ですね。。
最後に | 持ち家 | メリット
家探しは人生の転機であると思います。時間の制約や予算や設備など条件‥家探しは正直大変なことも多いですが、実は全員に対する正解もないので、ご自身で納得した選択をしていただければと思います。
自分で納得して選んだ答えが「正解」です!楽しんで選びましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
購入VS賃貸の個人的な結論は、「本人が納得していればどっちでもOK」
です。この記事では購入のメリットをひたすらあげていますので、納得して決断する一助になれば幸いです。