この記事を読んでほしい人 | 中古 | メリット
この記事は、
- 自宅を購入したいが、新築と中古で迷っている
- 中古物件に興味がある!
という方向けに書いています。
この記事の目次 | 中古 | メリット
この記事はひたすら中古のメリットを挙げる、中古派の方の背中を押す内容になっています。
安く買える | 中古 | メリット
新築と中古では同じ物件でも価格が2割程度変わります。
それは、古くなったからという理由だけではだけではありません
価格が安い理由を2点挙げていきます。ネガティブな理由だけではありませんよ!
新築時の募集費用が不要 | 中古 | メリット
新築物件には、販売促進費が上乗せされています。
- モデルルームの設営費・維持費
- 駅前などへの広告掲載費
- Web広告費
- 新聞折込チラシ
中古物件の場合、上記の費用は含まれないため、新築と比較して安くなるのです!
「古い」という精神的な理由だけで安くなるのではありません。安く購入することができる理由はきちんとあるんですね!
初期費用が不要 | 中古 | メリット
新築物件では、物件の本体価格とは別に初期費用が掛かります
約500戸程度のマンションを例にしておおよその金額とともに紹介していきます
- 修繕積立基金
- 修繕積立金に含まれる
- 40万〜60万円程度
- 管理準備金
- 管理人室内のPC、什器などを購入
- 2万円程度
- 登記費用
- 表示・移転登記 25万円前後
- 抵当権設定登記 15万円前後
- 固定資産税清算金(物件による)
- 不動産業者への仲介手数料
- 物件価格 3000万円の場合 100万円弱
- 物件価格 5000万円の場合 160万円弱
これらは新築でも中古でもかかりますのでご注意ください。
新築の定義は「未使用」かつ「竣工後1年以内」です。
新築後1ヶ月しか住まなくても、売りに出したら中古です。
実物を見てから買える | 中古 | メリット
新築物件は、完成前に契約するケースが多いので、実物を見ることができません。
中古物件はその点、実際に実物を見た後に契約になるので「イメージと違う!」などのトラブルがありません。例えば
- 部屋内の梁の出っ張り
- 点検口の位置
- 日当たり
- 周辺からの騒音(踏切・周辺道路など)
- 天井の高さ(キッチン周辺は少し低いことが多い)
これらは、図面を見ただけで頭の中でイメージに落とし込むことはかなり困難です。
引渡しを受けた後に少しイメージと違った・・・となることが無いので、実際に見ることができるのは大きなメリットだと思います。
新築は完成前に契約することが多いので、実物を見ることが出来ません。
大きな買い物なので、実物は見たいですよね。
管理状況を見てから買える | 中古 | メリット
購入前に現地を見ることができます。主なチェック項目は
- 共用部の清掃状況
- 植栽のメンテナンス状況
- 管理人さん(応対、挨拶など)
これらを確認したうえで検討できます。
近隣を見てから買える | 中古 | メリット
物件の購入を検討する場合、
「ご近所に変な人がいたら、購入してしまうとすぐ引っ越しできないし…」
とお考えの方もいると思います。
実際に、引越し理由のTOP5に「近隣トラブル」があります。
内見の際、近隣の住民の方を少し確認することができるのでぜひ見てみてください。
戸建ての場合
- お隣のお庭、植栽の管理状況
- 荒れていないか
- 植栽など伸び放題ではないか
- 清潔感があるか
- お隣の車があれば確認
- 改造車などでないか
マンションの場合、
- 上下左右のお部屋のベランダを見ておく
- 汚くないか
- 物が多数放置されていたり、清潔感があるか
- 表札を見る
- たまに大家族の全員の名前を表札に入れていることがあります
事前に心の準備をすることで、入居後のギャップを少なくすることができます。
売主さんの引越し原因が近隣トラブルのこともあります。
(騒音トラブル、ごみ出しトラブル等)
このような原因で売却を考えている場合は、買おうとしている人に対して正直には言わないですよね。
検討・内見の時から少し注意して見てみましょう!
値下げ交渉ができる | 中古 | メリット
中古物件の場合は売主さんと金額交渉ができる場合が多々あります。
特に売主さんが急に転勤が決まった等のケースでは売り急いでいることが多く、少し強気に価格交渉がしやすいケースがあります。
ただし、中古でも一等地の人気物件の場合は金額交渉不可のケースも。
ケースバイケースですので注意してください。
まとめ | 中古 | メリット
中古で少し安く買えるといっても、不動産は一生で一度の大きな買い物であることは間違いありません。
別記事でも触れましたが、
「焦らない。時間に余裕をもって探すこと」
「冷静になる事」
この2点が非常に大切です。
いろいろ見てみて、悩んで、悔いの無い買い物をしましょう!
情報収集は早めに、気長に行いましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
いきなり結論ですが新築でも中古でも、本人が納得して選べばそれが正解です。
不動産は大きな買い物なので、しっかり準備しましょう。